時計修理 · 23日 1月 2019
今年も10カ月が過ぎようとしています。先日久しぶりに電池交換をお断りしなければならない時計が立て続きました。
当店1年間に3500～4000点電池交換の依頼がありますが、99％以上はそな場で5分ほどお待ちいただき交換させていただきます。
そんな中1点は15～20年位前のものと思われるG-SHOCKでした。お客様から受け取り手にしたところ嫌な感触がしました。そう、この独特なねっとり感、ウレタンが劣化した状態のお品物でした。
以前にもこのような状態の物をお預かりさせていただいた事がありました。外見はひび割れ等無く大丈夫だと思い裏ブタを開けたところポロッ、どこからともなくケースの一部分が割れてきました。それからはいろいろなところがポロッポロケース全体から割れてきてしまったのです。そんな経験からケースが割れてしまいそうなので電池交換される場合はメーカーでやらせていただきます。となりました。
もう1点はエルメスの電池交換でした。裏ブタにネジが4本付いたタイプでしたが、1本がどうしても錆びついていて錆取りしても取れずこれ以上やるとネジが折れてしまいそうなのでこちらもメーカーでの電池交換となりました